仕事のやりがい

Vol.1062024.03
「人生のお手伝い」
職種:
MSW
勤続年数:
10ヶ月

私は去年の5月入職し、今年の5月で1年となります。

以前は急性期病院の相談員として勤めてきました。

現在は、急性期病院と違って慢性期医療を中心とした病院であり、それぞれのMSWの業務内容の違いがあると感じております。慢性期医療は急性期医療とは違い患者さんやご家族と長くかかわることができ安定した支援が行えることがいいところです。

私は、地域包括ケア病棟を担当しており、急性期医療が終わった患者さんの受け皿となる機能がある病棟です。そこで急性期治療時には解決しきれない問題を引き継いでその人らしい生活が送れるようにお手伝いをさせていただいております。患者さん、ご家族の意向、医療依存度、他職種の意見等を確認し、なにが問題なのか、その問題はどのように解決できるのか、自分自身悩むことが多いですが、院内の他職種の皆さん、院外の関係者の方々に支えられて解決に向けお手伝いをすることができています。

患者さん、ご家族にとって入院は人生の一大ライフイベントであり、その大事な瞬間にMSWとして患者さん、ご家族の人生そのものに関わらせていただけていることが私のやりがいとなっております。

退院時に患者さん、ご家族が笑顔で退院する姿や「相談してよかった」「退院してもまた困ったことがあったら相談したい」と言っていただいたときは、この仕事をしてよかったと改めて思いますし、やりがいを感じております。

まだまだ知識不足で日々勉強の毎日ですが、患者さん、ご家族が退院後もその人らしい生活が送れるよう病院唯一の福祉職のスペシャリストとして全力でお手伝いできればと思います。