仕事のやりがい
Vol.0982023.07
- 「患者さんの思いを知る大切さ」
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職種:
准看護師勤続年数:
1年 -
私は准看護師となり2年目を迎えました。日々の業務に精一杯の状況ではありますが、患者さんと関わる中でコミュニケーションを大切にしています。
骨折で入院した患者さんは、脳梗塞を発症し気管切開後、電気式人工喉頭を使用していました。
時折、身振り手振りを交えながらも、コミュニケーションをとることができていました。言葉によっては聞き取りにくい時もありましたが、私は患者さんの話に耳を傾け、復唱しながら話を聞くようにしていました。
また、ADL変更時の患者さんの思いや不安などを傾聴し多職種と共有することで安全面に配慮でき、転倒なく経過することができました。退院の前日に患者さんから「明日退院だから」と携帯電話を差し出し「気持ち」と笑顔で携帯電話に入力した文面を見せてくれました。「短い間だったけど、本当にありがとう。これからも頑張ってください」という内容でした。患者さんの「本当にありがとう」の言葉に、胸がいっぱいになりました。微力ながら、入院生活のサポートができていたんだと実感し、やりがいを感じることができました。まだまだ准看護師として未熟ですが、自己研鑽を重ね知識と技術をしっかりと身に付け、丁寧な看護を実践できるよう頑張っていきたいです。