仕事のやりがい

Vol.0732021.4
「患者さん、スタッフのために私が出来ること」
職種:
理学療法士
勤続年数:
1年

私は、患者さんにより良いリハビリテーションの提供を行うことと、それに取り組んでいく石巻健育会病院リハビリスタッフの成長にかかわること、それこそが私の『仕事のやりがい』です。私は現在、回復期病棟所属の理学療法士として担当患者さんに介入したり、リハビリスタッフの代行として担当以外の患者さんのリハビリに介入させていただいています。リハビリスタッフとしての仕事は、『患者さんに自分の持っている知識・技術を最大限提供すること』、『患者さんがその人らしく生きていくことを支援すること』であると考えています。これまで『担当患者さまのために自分の知識と技術を最大限に活かしたい』と思うことも多かったのですが、自分自身の介入で成果を上げること以外にも出来ることがあります。

私は昨年、石巻健育会病院に転職しました。一昨年までの10年間、他院での経験があることをアピールし、その経験を認めていただき入職できたと考えています。私の経験を活かすために2つのことを行っています。1つ目は、自分が直接担当として関わるだけではなく、他リハスタッフの代行として患者さんに介入し、その結果や気付いた点を担当スタッフに伝えています。2つ目は、リハビリ部門全体に、勉強会を行い知識・技術の底上げを図る活動をしています。その結果、転職してからの1年間、スタッフへの指導や知識・技術を共有する事で、スタッフが新たな視点を持ち、私が直接介入できなくても患者さんにとって良い結果を導き出せた事例を経験しています。

今年からは副主任の役職をいただきました。昨年とは違った立場からより一層全ての患者さんにとって良い結果を導き出せる、リハビリ部門全体の成長の一助になりたいと考えています。そのために私自身、成長する努力を続けていきます。