仕事のやりがい

Vol.0692020.11
「より良い看護を追い求めて」
職種:
看護師
勤続年数:
5年

私が回復期リハビリテーション病棟に入職し3年が経過した頃、上司から看護研究を薦められました。最初は看護業務との両立が出来るか不安でしたが、リハビリで足を動かしているのにフットケアが十分に行えていない患者さんが多いことが以前から気になっていました。そこで患者さんのフットケアに対する意識に焦点を当て、看護研究に取り組むことにしました。

不安な気持ちで始めた看護研究でしたが、疑問に思っていたことが一つひとつ解決していく達成感と、患者さんにより良い看護ケアが提供できるかもしれないという期待で徐々に楽しく感じました。その後看護研究は患者さん、スタッフ、上司のおかげで一つの形とすることができ、現在は患者さんへフットケアの大切さを呼びかける働きかけを継続して行っています。

自分が抱いた疑問が、看護の質の向上につながるということを今回の研究を通して学びました。看護研究で得た看護技術や知識を根拠をもって患者さんへ提供できることが今の自分の自信とやりがいへつながっています。今後も日々の疑問を追求する気持ちを忘れずにいきたいと思います。