平成31年6月に入職し、約1年半が過ぎました。入職後まもなくから管理職として、仕事を任せていただいていることに、感謝するとともに、与えられた職務を果たし、患者さんへより良い医療を提供する事をやりがいとして日々の業務を行っております。

石巻健育会病院への入職を決意した理由は、活気にあふれる病院で多職種のスタッフとともに、地域住民の方々の健康をサポートしたいとの思いからでした。病院内での薬剤師の業務は多岐にわたり、患者さんと接することが出来る時間は多くはありませんが、薬を通して多職種と協働して患者さんのサポートに携われている事を、日々実感できています。

当院を見学に来られた他病院のスタッフの方々から、「部署間の風通しがとてもよい病院ですね」とお言葉を頂くことが多いのですが、私自身もそう感じています。管理職を任せて頂いて直ぐに、入院患者さん方への薬剤の配薬スケジュールや調剤方法の変更を提案する機会がありましたが、医局、看護部から全面的な協力を受け、スムーズに物事を運ぶことが出来ました。病院スタッフが同じ理念の元に、同じ方向を目指して活動している事が、病院という組織の上下左右の風通しを良くし、また一層のやりがいを感じられる環境を作り出しているのだと実感しています。

管理職の業務には、個々の患者さんの薬に関わる業務だけにとどまらず、採用医薬品の選定の他、薬に関わる医療安全やその管理を考える事も大切な職務となります。時には、目前の業務に集中しすぎて、病院全体に対する視点がおろそかになってしまうこともありますが、常に病院の重要な一端を任せられている事を意識するとともに、他部署との連携を重視して業務に励んでいます。

これからも、チーム医療の中の薬剤師として地域に貢献するとともに、次の世代を引っ張っていけるよう、頑張っていきたいと思います。