仕事のやりがい

Vol.0452018.09
「患者さんが元気に、
そして笑顔になれる看護を目指して」
職種:
看護師
勤続年数:
1年

私は新人看護師として4月に4階回復期リハビリテーション病棟に入職しました。以前は当院でケアワーカーとして働いていましたが、父親の病気をきっかけに看護師になりたいと思い資格を取得しました。

看護師として覚えなければいけないことは沢山あり、初めは元気に出勤していた私ですが、小さな失敗や患者さんとのコミュニケーションが難しく、落ち込む日々もありました。そのような中、5月に関わったのが脊髄損傷で入院されていたA氏です。A氏は50歳代と若く、母・妻としての役割が中断されたことに対して「もう嫌になった」と泣いていることがありました。私はとっさにどう声をかけていいか悩みました。しかし自分の父親の闘病と照らし合わせて「生きてくれているだけで家族は嬉しいんですよ」と素直に話してみました。すると「ありがとう」「○○さんの明るさにいつも救われるよ」と感謝の声を頂きました。

先日、理念実現の研修を受けて、理念を実現する為には自分自身の思い描いたことを実現していくことも大切だと学びました。私は患者さんを少しでも元気に、そして笑顔に出来る看護師になりたいです。A氏との関わりで看護のやりがいを再認識することができました。今後も頑張っていきたいです。