仕事のやりがい

Vol.0222016.08
「「ありがとう」が「頑張ろう」に
つながっています」
職種:
事務
勤続年数:
6年

私は、平成22年9月より総務課に入職し、6年が経ちました。前職は、工場で機械操作を行う技術職だったため、病院での総務の仕事はどんな事をするのか想像がつかないというスタートでした。

仕事内容は、外来患者さんの送迎、施設管理、物品管理、防災関連、その他トラブル対応や他部署からの依頼業務など、幅広い仕事内容で、最初は『やりがい』を感じるという日々ではなく『大変』という気持ちを強く感じていました。そんな大変という感情がやりがいに変わったきっかけは、入職して半年後に発生した東日本大震災で、多くの人に助けて頂いたことです。

私自身、患者さんの送迎途中で震災が発生し、海水に浸かり動けずにいたところを、自衛隊の方に助けて頂きました。その後の避難所生活では知っている人がいない状況でしたが、濡れた服の替えや靴を頂いたりもしました。病院に戻ってからも健育会グループや色々な方からの支援、サポートがありました。その時に助けてもらう事のありがたみ、感謝の気持ちを強く感じ、仕事でも『日常の業務を大変と感じながらこなす』から『少しでも誰かの役に立てるようになりたい』という意識へと変わりました。

総務課は、トラブル対応や依頼業務が多くありますが、意識が変わってからサポート職として誰かの役に立てることにやりがいを感じます。また、依頼された事をした時に『ありがとう』と笑顔で感謝されることで、『また役に立てるよう頑張ろう』という気持ちにもなります。

患者さんと接する機会は少ない部署ですが、総務課として縁の下の力持ちの存在になれるよう、今後も一生懸命仕事に邁進したいと思います。