仕事のやりがい

Vol.0122015.10
「患者さんを笑顔にしときに感じた
仕事のやりがい」
職種:
看護助手
勤続年数:
1年

私は以前、他の業種に就いていましたが、人と関わる仕事の中でより人に寄り添える、支えることを仕事にしたいと思ったことが、介護職に携わるきっかけでした。入職して1年、入浴や排泄介助など思っていた以上に、患者さんの生活の一番近くにいることを実感しています。同時に全てが初めての経験で、知識も経験も乏しい自分に何が出来るのか、どうすれば患者さんの役に立てるのか迷い、悩む毎日です。それでも、指導助言を頂きながら精一杯明るさはなくさないように心がけていた中で、入職し3ヵ月後ある女性患者さんとの出会いがありました。その患者さんは病室で笑顔を見せることが少なく、話しかけても「うん。」「そうだね。」と言葉少ない方でした。ある時、趣味が園芸と聞き、訪室のたびに「今の季節はこの花が見頃ですね。」、「あの花は育てるのが難しいですよね。」と話しかけました。すると、「そうね、庭で育てたいけれど世話が大変で。」と徐々に会話が増え、時々笑顔を見せて下さるようになりました。また、家族の方から「前よりも笑顔が増えて嬉しい。」と、思いがけず温かい言葉を頂きました。そんな患者さんの笑顔が増える嬉しさが仕事のやりがいに繋がっています。まだまだ力不足な部分はありますが、研修などに積極的に参加し学びを深め、心に寄り添う介護を提供できるよう、日々努力していきたいと思います。