仕事のやりがい

Vol.0232016.09
「誇りをもって働く先輩から学んだのは
「より良く」を求める姿勢でした」
職種:
介護福祉士
勤続年数:
1年

入職して2年目、日々の仕事も覚え、何とかこなせるようになりました。介護職に就き15年程になります。今、自分が笑顔で接遇ができるのは、入職当時に指導していただいた先輩方の教えがあったからだととても感謝しています。

「接遇」について、前職場では何度か講義も受け理解していたつもりでした。又、これまで誰にも意見されたこともありませんでした。でも先輩方からは「教えた事はこなしているけれど声掛けがちょっとね。〜して下さいじゃなく、〜しましょうといいましょう。」、「言葉の端に訛りが出てきて、やさしく聞こえない。」などと指摘を受けました。正直、衝撃でした。自分たちの仕事に誇りを持ち、より良くしようとする意識が強く、仲間内の悪い所は直しレベルを上げて行くという体制での表れだと思いました。私も反省し、先輩方は傍から見た自分の姿を私のために指導してくれたのだと思い、又いくら講義を受けても生かすことができなければ意味がないと思い、3つの目標として ①自分を変えよう、変わろう ②常に穏やかな気持ちでいること ③相手を思うこと(言い方、表情を考える)を意識して行うと決めました。けれども容易なことではありませんでした。

今、患者さんから労いの声掛けをいただき、同僚からは励ましの声掛けをいただき大変嬉しく思っています。笑顔で対応するとその倍の笑顔が返り、明日も頑張ろうという気持ちになります。これが私の仕事のやりがいであり、この職場に来て本当に良かったと思っています。これからもこの教えを糧に、患者さんに寄り添った介護を目指して行きたいと思います。